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新潟県中越地震

平成16年(2004年)新潟県中越地震 (新潟県中越地方を震源として2004年10月23日午後5時56分ごろ発生。マグニチュード 6.8) と命名された。

気になる点が2つ。

ひとつは上越新幹線脱線が『意外』だというように報道されていること。
ほとんどの物体はある程度以上に引き延ばされると元の形に戻ることができなくなってしまう。これは物質自体もそうであるし、構造物もそうなる。新幹線のシステムも同じだ。阪神大震災のときにも経験したように、新幹線の橋脚やレールや支柱・架線も壊れるものだ。駅舎も壊れるだろうし、在来線の橋脚・橋桁なども壊れるだろう。高速道路や一般道もそうだ。河川を渡す橋も大きな地震がくれば落ちる。高速で移動するものにはずみを加えれば向きを変えて飛んでいく。
新幹線が事故がないという意味で『安全』なのを、『天災にも耐えうる』というように思っている根拠は何だろうか? あるいは海外に採用されつつあるのを妨害しようという意図があるのだろうか。
結局、『壊れるものは壊れる』と考え、極力被害を受けにくいようにする(新幹線についてはそういう考えだろう)、被害を受けた後にその被害が広がらないようにすると同時にリカバリーをはやくできるようにしておくという対応の仕方がベストだろう。

もうひとつは国の対応があいかわらず、後手後手で生ぬるいこと。
阪神大震災や北日本での大地震で経験があるはずなのに素早く的確に対応しようという様子がない。
自治体の役所や警察・消防などは地元のことで精一杯だ(被害が大きいと地元のことすらもわからないこともある)ということを理解したがらないようだ。
とにかく、大地震が発生したときは必ず水や食糧は必要で多すぎても困らないし、夜までには避難する場所や設備が必要で毛布も要る。大地震が発生した時点で(被害の規模を確認する前に。あれこれシミュレーションして被災規模は予測しているだろう)これらを送らないと国の意味がない。
必要な物資を送りつつ、素早く情報を収集する。情報収集や物資輸送には、自衛隊を使えばいい、目的は国防だ。
大地震の際は、国内外の他の自治体や民間も救援・支援をしたいが輸送手段に困る、それくらい自衛隊が提供してもかまわない。自衛隊が医者・医療設備を派遣してもいい。どれも落ち着いたら民間に移管すればいい。こういった大規模なことができる能力がある組織は自衛隊しかない。


亡くなった方・負傷した方もたくさんいるし、被災された方は多数だが、今後の教訓のためによく理解しておくべきことは、今回の新潟県中越地震は平日ではなく土曜日に発生したため比較的タイミングとしては最悪ではなかったかもしれないこと。被災地のことだけではなくて、もし平日だったら首都圏もいくらか機能がマヒするだろうし、もしマヒすれば首都圏のことに惑わされて被災地への対応の判断も鈍ったかもしれない。
また、人口の集中の仕方により、場所の違いによっても被害の程度が異なる。人口の密集の違いによる被害の程度の差は、阪神大震災での淡路島と神戸の被害の程度の差で経験済み。その阪神大震災もほとんどの人々の活動が始まる前に発生した。

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かんがえちゃう、ってことは考え込むって事です。 というのも、阪神淡路大震災を経験した身にしてみれば「脱線して当たり前!」って思えるからです。新幹線がいままで脱線... [Read More]

Tracked on October 25, 2004 at 21:17

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